特定非営利活動法人 中国四国農林水産・食品先進技術研究会
〒700ー8530 岡山市北区津島中1-1-1
岡山大学農学部 3号館 3102・3103号室
TEL. 086-237-3340
畜産部会セミナー「GAPがつなぐ家畜生産の現場と社会」
2019/11/08(金)
平成31年度 「知」の集積による産学連携支援事業
セミナー「GAPがつなぐ家畜生産の現場と社会」終了しました。
趣旨:畜産を含む農業生産の現場は、安全な食品の供給、安定的な雇用、周囲の環境保全など、様々な形で社会とつながることで成り立っています。GAPは「農業生産工程管理」ともいわれ、農林水産省によれば、「農産物を作る際に適正な手順やモノの管理を行い、食品安全や労働安全、環境保全等を確保する取組」と言い換えることもできます。農家がGAPを実施するにとどまらず、その認証を受けることは、農業生産の現場が外から見える形で社会とつながることであり、様々な意義があると考えられます。
本セミナーでは、乳牛、肉牛、肉豚が飼養されている宮崎大学農場でGAPの認証取得にご尽力された真先生と、GAPの普及にご活躍中の東山先生とをお迎えして、ご講演をいただき、GAPの畜産農家および社会にとっての意義をさらに掘り下げて考えるとともに、その普及に向けた活動について、議論を深めます。
日時:令和元年12月17日(火) 14:00~17:00
場所:岡山大学農学部3号館4F多目的室(岡山市北区津島中1丁目1番1号)
主催:農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室
NPO法人 中国四国農林水産・食品先進技術研究会(略称:中四国アグリテック)
後援:公益社団法人 農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)
内容:
受付(13:30~14:00)
開会あいさつ 14:00
講演1:「GAPの取り組みと認証取得 ~社会的なGAPの意義」 14:10~15:10
広島大学 大学院生物圏科学研究科 食料生産管理学研究室 東山 善一 氏
講演2:「宮崎大学牧場におけるGAPの取り組み」 15:10~16:10
宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター 住吉フィールド(牧場)
教務補佐員 真 智代 氏
~ 休憩(10分) ~
総合討論: 16:20~17:00
司会 農水省産学連携支援CD
黒川 勇三 氏(広島大学大学院統合生命科学研究科准教授)
舟橋 弘晃 氏(岡山大学大学院環境生命科学研究科教授)
パネラー
東山 善一 氏(広島大学 大学院生物圏科学研究科 食料生産管理学研究室)
真 智代 氏(宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター教務補佐員)
閉会 17:00
個別相談(マッチング、競争的研究資金等) 17:00~17:30
参加申し込み先:
参加希望者は12月6日(金)までにチラシ下欄の申込書にてFAX及びe-mailにて事務局
まで申し込み願います。
NPO法人 中国四国農林水産・食品先進技術研究会(略称:中四国アグリテック)
TEL:086-237-3340 FAX:086-201-0551 Email:agri@key.ocn.ne.jp
チラシはこちらです↓
当日の様子:東京五輪を控え、また農産物輸出促進などのためにもGAPの導入が広まりつつある中、研究者や関係機関が正しい認識を深め、今後の展開などについて、GAPに関する知識と先進事例、課題などを議論しました。