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生物工学部会セミナー「カンキツかいよう病に対する抵抗性を強化した新品種(無核性レモン及びブンタンなど)の開発

2019/09/04(水)
平成31年度「知」の集積による産学連携支援事業

セミナー
「カンキツかいよう病に対する抵抗性を強化した新品種(無核性レモン及びブンタンなど)の開発」終了しました。

1 趣旨:
 カンキツ類の難防除病害であるかいよう病への抵抗性や無核性(種無し)に関する技術開発、それら形質の改良を行ったレモン及びブンタンなど新品種開発とその特性について、 産学官連携による研究成果を発表し、今後の課題や普及性について議論する。

2 日時:令和元年10月28日(月) 13:00~17:00 

3 会場:岡山国際交流センター8Fイベントホール(岡山市北区奉還町2丁目2-1)

4 主催:農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室
     NPO法人 中国四国農林水産・食品先進技術研究会(略称:中四国アグリテック)  
     農食事業27035Cコンソーシアム

5 後援: 公益社団法人 農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)

6 内容:
  受付 12:30~13:00
基調講演 13:00~13:40 
「レモン及びブンタンの品種を巡る国内外の情勢」
                 京都大学農学研究科 名誉教授(現 京都先端科学大学)北島 宣氏
講演1 13:40~14:05  
「カンキツ‘瑞季’など新品種の育成経過と特性」
         広島県立総合技術研究所 農業技術センター 総括研究員 金好純子氏
講演2 14:05~14:30 
「高知県における新品種育成及び地域適応性評価」
     高知県農業技術センター 果樹試験場 栽培育種担当チーフ 小原敬弘氏
            < 育成品種の加工品マーマレードの試食 >< 休憩 >
講演3  14:50~15:15 
「産地に分布するカンキツかいよう病菌のレース及びレモン・ブンタン品種に対する病原性」
     (国研)農研機構 果樹茶業研究部門 上級研究員 冨村健太氏
講演4 15:15~15:40 
「デジタル技術を活用したカンキツ品種開発のための評価技術の開発」
     (財)かずさDNA研究所 先端研究開発部 研究員 七夕高也氏
講演5  15:40~16:05 
「‘瑞季’など無核紀州型無核性品種における無核性機構」
     (国研) 農研機構 果樹茶業研究部門 主任研究員 山﨑安津氏
意見交換 16:05~16:35 
     コメンテーター  鹿児島大学農学部 教授  山本雅史氏

7  個別相談(競争的研究資金、共同研究、マッチング等) 16:35~17:00

8 参加申し込み
     参加希望者は10月15日(火)までに、チラシ下欄の申込票にて中四国アグリテック事務局へFAXまたはメールにてお申込み下さい。
  電話:086-237-3340  FAX:086-201-0551  E-mail:agri@key.ocn.ne.jp
 HP:https://www.agritech2007.jp/
 チラシ↓
<当日の様子>
レモンやブンタンは中四国地域での特産果物として各県が振興を進めていく中、かいよう病対策は喫緊の課題であり、研究成果の普及や新品種の導入が急がれている。セミナーを通じて研究者と生産者間の議論が深まり、今後の事業展開、商品開発についての意識が高まりました。参加者59名。


 

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